【トラビジョン分析】門別啓人はなぜ一軍で結果を残せないのか?

トラビジョン分析
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阪神ファンとして、門別啓人には期待している。

左腕で、球に力があって、ファームではしっかり結果を残している。

でも、今日の登板を見ても思った。

まだ一軍で勝ち切るには、足りない部分がある。

2026年5月4日の中日戦。

門別は今季初先発だったが、初回から中日打線につかまった。

阪神が初回に3点を先制した直後、先頭のカリステに二塁打、続く福永にタイムリー、さらに無死一、二塁から細川に逆転3ラン。

1アウトも取れないまま4点を失った。これはかなり苦しい立ち上がりだった。

門別が一軍で結果を残せない理由は、能力がないからではない。

むしろ素材はかなり良い。

ファームでは6試合で4勝1敗、防御率1.24、29回でWHIP0.93。

被打率も.210と、二軍では十分すぎる結果を残している。

それでも一軍で苦しむ理由は、

一軍打者に対して“甘い球を見逃してもらえない”から。

二軍では多少甘くてもファウル、空振り、凡打になる。

でも一軍では、その一球が二塁打になる。
その一球がタイムリーになる。
その一球がホームランになる。

今日の初回は、まさにそれだった。

理由① 立ち上がりの入り方がまだ甘い

今日、一番気になったのは初回の入り方。

3点をもらった直後のマウンド。

本来なら、まず先頭打者を絶対に出したくない場面だった。

でも先頭のカリステに二塁打。

そこから一気に流れが中日に傾いた。

若い投手にとって、援護点をもらった直後は意外と難しい。

「守らないといけない」

「失点できない」

この意識が強くなって、逆に腕が振れなくなることがある。

門別も今日、初回から少し受け身に見えた。

ファームでは押し込めるボールでも、一軍では初球から振ってくる。

特に中日は、先制された直後に早いカウントから仕掛けてきた。

そこで門別が受けてしまった。

ここが大きな差だった。

理由② 決め球の精度がまだ一軍レベルで安定していない

門別の良さは、左腕からの真っすぐと角度。

でも一軍で先発として勝つには、それだけでは足りない。

必要なのは、

追い込んでから空振りを取れる球

または

ゴロを打たせられる低めの球

ファーム成績を見ると、29回で16奪三振。奪三振率は4.97。

防御率1.24は素晴らしいが、圧倒的に三振でねじ伏せているタイプではない。

つまり門別は、今のところ

「空振りで支配する投手」ではなく、

「打たせて取る要素も強い投手」。

それ自体は悪くない。

でも一軍で打たせて取るなら、コースと高さの精度がもっと必要になる。

今日のように甘く入ると、一軍の中軸は逃してくれない。

理由③ 一軍打者への“見せ球”が足りない

一軍の打者は、ただ速い球には慣れている。

だから大事なのは、球速よりも組み立て。

内角を見せる。

外に逃がす。

低めを意識させる。

高めで目線を上げる。

こういう「打者を動かす配球」が必要になる。

門別はまだ、良い球を投げようとする意識が強く見える。

でも一軍で勝つには、良い球を投げるだけじゃなく、打者に気持ちよく振らせない工夫が必要。

細川への一発も、まさにそこ。

無死一、二塁で一番避けたいのは長打。

あの場面では、細川に気持ちよく振らせない攻めが必要だった。

そこを仕留められた。

これは経験としてかなり大きい。

理由④ 二軍で良くても一軍で苦しむ“典型的な壁”にぶつかっている

門別は二軍では間違いなく結果を出している。

6試合で4勝1敗、防御率1.24。直近で一軍に合流する前も、ファームで好成績を残していた。

でも、一軍と二軍では打者の反応が違う。

二軍では振ってくれる球を、一軍では見逃される。

二軍では詰まる球を、一軍では逆方向に運ばれる。

二軍ではミスショットになる球を、一軍ではスタンドまで持っていかれる。

門別は今、その壁にぶつかっている。

これは悪いことではない。

むしろ若い投手なら必ず通る道。

問題は、ここからどう修正するか。

門別が一軍で結果を出すための解決策

解決策① 初回はもっとシンプルに入る

門別は立ち上がりで考えすぎない方がいい。

初回から完璧な投球をしようとしなくていい。

まずは先頭打者を全力で取る。

最初の3人を丁寧に切る。

特に援護をもらった直後は、変に守りに入らず、

自分の一番強い球でストライクを取ることが大事。

今日のように先頭を出すと、若い投手は一気に苦しくなる。

だからまず初回の先頭打者。

ここが最大の課題。

解決策② 右打者への内角をもっと使う

一軍で左投手が生き残るには、右打者への攻め方がかなり重要。

外中心になると、右打者は踏み込める。

踏み込まれると、外の球も強く打たれる。

だからこそ、内角を見せる必要がある。

内角で詰まらせる。

内角を意識させて外を生かす。

これができれば、門別の外角球や変化球はもっと効く。

一軍の打者に対しては、

「打たれたくない」ではなく、

「ここは攻める」という勇気が必要。

解決策③ 空振りを取れる球を一つ作る

ファーム成績は良いが、奪三振率4.97という数字を見ると、一軍で圧倒するにはもう一段ほしい。

先発として長く活躍するには、ピンチで三振を取れる球が必要。

チェンジアップなのか、スライダーなのか、カット系なのか。

球種は何でもいい。

大事なのは、追い込んだ後に打者が迷う球を作ること。

今の門別は、追い込んでもファウルで粘られたり、最後に甘く入ったりするリスクがある。

そこを変えられれば、一軍で一気に変わる。

解決策④ “打たせて取る”なら低めの徹底

門別が三振型ではなく、打たせて取るタイプとして勝つなら、低めの精度がすべて。

高めに浮けば長打。

真ん中に入れば痛打。

でも低めに集まれば、ゴロが増える。

今日のようなバンテリンドームでも、右中間に持っていかれると厳しい。

今年はホームランウイングの影響もあり、甘い打球は以前よりスタンドインしやすい。

だからこそ、門別は低め。

徹底して低め。

一軍で勝つには、ここが生命線になる。

門別啓人は、決して見切るような投手ではない。

21歳。
左腕。
ファームで防御率1.24。
WHIP0.93。

これだけの数字を残せる投手は、間違いなく力がある。

ただ、一軍ではまだ
甘い球を消す精度
右打者への攻め方
ピンチで使える決め球
が足りない。

今日の初回4失点は痛かった。

でも、これは成長のためには避けて通れない試合でもある。

一軍の打者は甘さを許してくれない。

それを身をもって知った登板だった。

門別はまだ完成形じゃない。

でも、だからこそ面白い。

ファームで結果を出している力は本物。

あとはそれを一軍の打者相手にどう出すか。

今日の悔しさを、次の登板につなげられるか。

初回の入り方を変えられるか。

右打者への攻め方を変えられるか。

そこが変われば、門別は必ず一軍で勝てる投手になる。

阪神にとって、左の先発は絶対に必要。

だからこそ、今日の登板だけで終わらせたらあかん。

悔しいけど、ここからや。

門別啓人の本当の勝負は、次の登板から始まる。

以上がトラビジョンの分析です。

初回の4点は本当に痛かったですね。

藤川監督が自らマウンドにいって喝を入れるぐらいでしたからね。

ファンも監督も全員が門別の活躍を期待している。

その中でいかに結果を残せていけるかが今後の野球人生を左右していくでしょう。

今回のピッチングをしていたら信頼を得ることはできない。

回り道をしてもいいから自分の投球をしてほしいですね。

そこが分かれば、今の髙橋のように無双できると思います。

簡単に活躍することは難しい。

経験をたくさんして自分のものにしていかないと。。。

まだまだこれから!!

でも、そろそろ活躍しないとどんどん勝負に負けていってしまう。

ここが正念場だぞ門別!!!

ファンも応援している!!

自分を信じて堂々と投げ込め門別!!!!

がんばれ!!!!!!!!!!!!!!!!!

オオキニオオキニ

プロフィール
ティーガース

家族の影響で阪神ファンになりました。
阪神ファン歴16年目
お気に入りのオーダーは2010年のオーダー!
好きな投手 藤浪、メッセンジャー
好きな野手 マートン、鳥谷
阪神タイガースの試合の感想・意見を述べています。
阪神ファンは負けると罵声が多く飛びイメージが悪くなっています。
阪神ファンや阪神タイガースの魅力を伝え、阪神ファンの人口を増やし悪い印象を少しずつ無くしていきます!
よろしくお願いいたします。

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